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パリのカフェ写真 |
シャンゼリゼにて
今はピラミッドに引っ越してしまった観光局も前はここにあった。
パリ日本人会もここシャンゼリゼに
ある。あと、シャンゼリゼに来るとしたら、友達をルイ・ヴィトンのお店に連れてゆくときである。
日本人会を訪れる理由は二つあった。
アパート探しのため、アノンスを見ること、そして、置いてある新聞をパラパラと見させていただくことである。
パリで発売されている、日本のスポーツ紙には、日本で
は土日当たり前の、中抜きできる競馬欄がない。
パリでは、二本の競馬に参加できるわけではないから、
ないのも当たり前である。
で、月曜日に、二本の大きなレースの結果を見るために、ついでにパラパラさせていただくのである。
当時は、インターネットもままならない、前世紀のこと
だから、新聞くらいしか情報源がなかったのだ。
その、パラパラのせこさもパリジャンらしいといえば、カッコもよいが、あくまでも個に由来することで、けしてかっこよくはない。
で、帰りには、シャンゼリゼでお茶をする。遠い母国に思いをはせながら、いや、遠い母国のレースに思いをはせながらである。
シャンゼリゼのお茶は贅沢である。カルティエトゥーリスティックなな場でもある。
たかがカフェ一杯ながら私の贅沢な時間。
この通りには、パリジャン、パリジェンヌの割合は少ない。観光客が主だが、とても多民族。
キオスクにも、各国語の新聞が並ぶ。
これを眺めるのが好きだというフランス人もいる。
この通りに住んでいる人も数十人いるらしいが、私の場合はくるだけ、お茶するだけの贅沢である。
凱旋門に近いところでは、ここが一番入りやすい。 |
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