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アベイユメンバーのひとりごと  アベイユメンバーの編集後記的日記
 
2005/06/30 パリでオリンピッック?

写真はビスケットのサンミシェルの広告。LUもナントだが、もともとブルターニュ。この鶏もブルターニュの民族衣装のレースを頭にかぶっている。鶏と言えば、フランスの国を象徴する鳥。
最近のスポーツの話題と言えば、今週末のF1のフランスGPがまともに開催されるのだろうかと、2012年のオリンピック候補地がどこに決まるかなのである。パリが最有力候補らしいが、なんといっても、宿敵ロンドンが立候補しているのだ。経済問題で欧州憲法に"ノン"をしたフランスだから、この経済効果抜群の催し物は大問題。ワールドカップでだいぶ経済的に効果があったから、シラクさんも躍起にちがいない。しかし、イギリスのブレアさんも黙ってはおらんだろうし・・・。フランススポーツ界でよく使われる鶏のマーク。ビスケットの看板の鶏はフェリシタシオン!(おめでとう)と叫ぶのだろうか?7/6シンガポールにていざ決戦。 (たかだや)
2005/06/29 オイルサーディン

パリのブルターニュ地方観光局へ行くと、オイルサーディンの缶が壁のボードにたくさん張り付いている。これもこの地方の特産なのだろう。値段が書いてあったよう泣きがするので、売っているのだろうが、そんなことには目もくれず、それよりも、その缶のデザインの多さに圧倒されたのである。で、速攻でフランプリへ行き大量にすべての種類を購入。10種類くらいだろうか?そいつを毎日一つ一つ空けて食べてゆく。わしのパリでの大事な大事なたんぱく質源となったのである。ついでに、油だらけの缶を一生懸命洗い、コレクションすることにしたのだ。結構、開けてしまった缶は指を切る危険があるので、どうやって使ったり飾ったりするかは疑問だが、とにかく集める。写真のトマトソースのかかったオイルサーディンは、このシリーズはもちろん、その他のトマトソース系オイルサーディンよりも一番うまい。わしのお気に入り。 (たかだや)
2005/06/28 フランスの通り名

フランスの通り名表示板と言えばグリーンのふちに紺色白文字の四角の上に半円をのっけた形のものを想像する。また、そんなお土産などもたくさん売られている。しかし、フランスは場所によってそんな標識も結構違う。写真はバラ色の町トゥールーズ。レンガに映えるよう白色。パリでも実は色、形、は結構さまざま。写真で見れば、ああ、あるあるなんてものもいっぱいあって、ああ、こんなにいろいろあるんだと実感させられる。通り名のしたにその通り名の由来になった人物の生没年や職業が書かれていたり、この看板を見たり写真を撮るだけでも結構物集め的な楽しみになる。アベイユのrueパリの道散策散歩で紹介したダゲール通りの由来も書かれている。ダゲールさんはデジカメ全盛時代にも根強く残るフィルム(まあ、通常のフィルムですね)の銀の感光剤を発明したフランス人。 (なんざん)
2005/06/27 ゴミ箱

ぐふふっ。帰国直後から調子いい。宝塚記念で万馬券を当ててもうた。久々。写真はパリのレンヌ通りにある、ビン専用のゴミ箱。最近はパリも分別回収が始まりつつあるのだが、ビンだけはワインの国だけあって、別なのである。酒飲みには切っても切れないゴミ箱なのである。で、パリで住居を変えるたび、近所のこのゴミ箱の位置がわからなくて、 しばらくビンがたまったりする。クレーン付きのトラックで来て、持ち上げて、底からガシャーンといっぺんに回収するから、たいていはその場所が十分に取れる大きい通り沿いに行けば見つけられるのだった。回収の仕方はフランスらしく、人手を使わず機械で楽にがモットーな方式。(必ずしも楽になっていないこともあるのがフランス)こうやって写真で切り取ってみると、結構愛らしいと思うわしである。(たかだや)
2005/06/25 帰国

ながい長いはずの取材ももあっというまに過ぎ去り、本日帰国の途に着く。写真はノートルダムの裏側の写真。パリに来て、4区から5区へ抜ける場合、サンルイ島、シテ島と抜けることが多いのだが、そのときノートルダムの裏手を通る。パリの撮影ポイントでも一番初めに載せたのが、ノートルダム寺院。まことに勝手ながら、正面より、後ろ側から見るノートルダムのほうが圧倒的に好きだ。パリは白い建物が多いから、時刻によって建物の色が変わる。ここもごたぶんに漏れず。何度通っても、ついついシャッターを押したくなる。正面から見ると二本の塔がS極とN極のように見えるのだが、後ろから見ると可愛らしい耳になる。帰国後もまた平日のみの日記更新となります。今月はがんばって残りも写真つきで続ける予定です。 (なんざん)
2005/06/24 カフェのカップ

最近は特にグラス製のカップが増えてきた。定番のものはBHVなんかでも売っている取っ手のないグラスで、カフェにもお水にも使っている。持つときに少し熱いが、満タンに入っているわけではないので、上のほうを持てば大丈夫。ほんの少しカフェの雰囲気におしゃれ度?が増すとカップは陶器からグラスに変化する傾向にある。もちろんおしゃれなカフェすべてがグラスというわけではないが、中には、取っ手が付いていたり、文字が書いてあったり、グラスでもさまざまなものがある。陶器のものでも、有名店だと、カップに店の名前が入っていたりする。
たいていのカフェは、コーヒー屋さんのマークが入ったカップを使っている。グラスもそうだが、フランスのこれらは分厚くて、落としても簡単には割れない。薄くておしゃれなカップを使うカフェはまず見かけない。(なんざん)
2005/06/23 常設マルシェ

12区にある常設マルシェ。とにかく安い。ジャガイモががーん、4Kgで2ユーロ(280円)だったりする。ここへは、別のものを探しに行ったのだが、あとはガラクタ売りのおやじとおばばだけであった。販売員の声の抑揚のなさ、でいて、大きな声。東京なら、アメ横に近い感覚。日本の安いよ安いよ安いよ!のかわりに、味見して、味見して、味見してだったりする。
で、今日はとにかくブラジル国旗をよく目にする日であった。ブラジルの日?のようだったが、昨日のサッカーの試合がある上にカフェの店員が全員ブラジルのユニフォームだったりするところもあって、なんだ?あてつけか?と思い、むなくそわるい感じがしていたのだが、別に他意はなく、ただのパリだがフランスにおけるブラジルデイだったようだ。そういえば、アパートの窓から見える工事現場のクレーンには、常にポルトガル国旗がはためいている。来年ドイツに誇らしげにはためく日の丸が見たいものである。(たかだや)
2005/06/22 インベーダーの盛衰

20区のとある箇所に出現したインベーダー。もう何年も前から日本の雑誌に大々的に”パリにインベーダー出現!!!”なんて取り上げられていたタイル張りのやつ。この20区の箇所には以前は掃除のグリーンの制服のお兄さんたちがかっこよく描かれたものが張られていた。
廃墟跡や、壁がむき出しの部分には、結構アートされた壁画が多く書かれていたりすることが多いパリだが、壁画にも栄枯盛衰があり、一時的にあっても消えてしまうものや、消されてしまうもの、ずっと残っていくものなどがある。 この手のインベーダーはタイルが剥がれ落ちて、誰の目にも留まらなくなってしまっているものや、ここのように、新しく出現することもある。大きさもそれぞれだ。
同じ通りでも何度も歩いていると、あれ?ここの壁画なくなっちゃった!とか、壁画が変わった!とかある。ここ10年は残っていた壁画だったのに、上からかなりのいたずら書きをされて、一緒に消されてしまうものもある。なじみだった壁画が消えるのはちとさみしい。(なんざん)
2005/06/21 フェット・ドゥ・ラ・ミュジック

今日はフランス全土で音楽祭。毎年この時期に行われ、結構もりあがる。パリでも夕方から町中でコンサートが行われる。音楽祭時にパリにいると、窓さえ開けておけば、夜中までコンサートの音楽が聞こえてくる。今回はアレジアの教会でパイプオルガンのバロックのコンサートを聴いたあと、モンパルナス駅でのリストのコンチェルトとモーツァルトのレクイエムのコンサート、さらに、メーヌ大通りでゴスペルのコンサート。帰りがけも、カフェでビートルズの演奏をしていたり、また、これから更ける夜に向けて楽器やアンプの準備をしていたりしている。現在も窓から、近所のロックのコンサートの音が、がんがんに聞こえてくる。みんなで音楽を楽しんでいる。チャリンコで帰りがけに立ち止まってリズムを取るおばあちゃんたち、駅でもりあがったクラシックの最後の部分が終わると一斉に大拍手〜アンコールを要求するサラリーマンやOLたち。写真はモンパルナス駅の階段部分でモーツァルトのレクイエムを歌う、郵便局とフランステレコムの合唱団とそれを間近で取り囲む仕事帰りの観客たち。(なんざん)
2005/06/20 スーツケース

行きの飛行機にて以前買ったスーツケースの足が壊れてしまい、まっすぐ立たなくなってしまったので寿命かなと思い、ブルターニュへ行く前に、3区のかばん屋さんにてスーツケースを購入。が、最終日パリに戻る日の朝、サンブリューにて荷物を持つ部分が取れてしまった。どうやら、内側にある金具には最初からとめねじがかかって無かったようだ。で、本日メーカーに電話して、別部署に電話をかけろといわれ、そこには修理屋の住所を言われ、スーツケースを持ってそこへ行くと、火曜から金曜までしか開いていないとの表示。やられた!労力プラス半日パー。だいたい、一週間で壊れるわけもない箇所があっさり取れているわけだから、交換だと思うのだが、それだけの会話能力と持ってゆく行先がいまいちわからない 。今回は荷物関係だけはいまいち運に見放されているらしい。(なんざん)
2005/06/19

パリ帰還

写真は前出サンブリューの競馬場で飲んだビール。パリに帰還するも、日曜のためスーパーはほとんど休みで、日曜開いているスーパーまで買出し。ブルターニュはパリよりも涼しいことが多かったのだが、とにかくパリは暑いのだ。最近ダイキンのエアコンのコマーシャルを見たり、エアコン付きの車のCMをみたり、うちのレストランはエアコン効いてますよだったり、とにかく暑い夏のパリなのである。フランス人はカフェの外で日光を浴びながら・・・ともよく言われるが、これだけ暑いとさすがに日陰にいて足だけひなたなんてやつもいる。が、焼けた肌はこの時期の自慢らしく、メトロの中でもどうだといわんばかりに焼けたところとそうでないところの差をわかるようにされけだして見せていたりする。白い建物と白い地面、斜めから容赦なく差す日差しと長い日照時間。こちらは乾燥しているからなのか、ひりひり痛い。サングラスは必携。こいつがないと目も肩も疲れる。(たかだや)

2005/06/18 サンブリュー競馬場へ

地方遠征の楽しみは、その土地で開催されている競馬場訪問である。何せ、フランスは車社会のため、競馬場が駅の近くにあるなどということはまずない。最も駅から近いのは、コートダジュール競馬場かアンギャン競馬場である。ここは、サンブリューからバスに乗って、隣の隣の町のイフィニャックというところから村を二つほど越えたところ。たいてい町の観光局で聞いてもある程度の行き方しかわからない。イフィニャックにあるということと、その町へのバスでの行き方を教わった。しかし実際バスの運転手にも助けられ、その町についてみると、あんた、なんと、その町にある地図上でさらに村二つ分移動したところではないか・・・!で結局一時間歩く羽目に。実際は教えられたバスではないバスで行けば徒歩30分に短縮できたのだ。炎天下の中たどり着いた競馬場はいつものごとく、のびやかでアットホームな競馬場であった。歩く最中は一面に広がる麦畑とむちゃくちゃ眺めの良いサンブリュー湾の景色など楽しめる。写真の、よく電車窓から見かけるモネの絵?なんぞにある丸いごろごろしたやつも間近に確認できる。誰でもいける競馬場案内を目指しているから車を極力使わないが、30分ならともかく、行きの一時間は結構大変だった。(たかだや)
2005/06/17 lin(ラン)

ランとは麻のこと。アンティークのリネン等はもともとブルターニュで作られていたことは何日かまえにも書いたことだが、その中心的存在だった街がブルターニュの中央北部にあるカンタンと言う町。ここにある博物館で、昔どんな風に作られていたのかを教えてもらえる博物館兼アトリエがある。館長さんはイギリス人の可愛らしい女性だった。現在ではもうブルターニュでは作られていないとのこと。ディエップという町近郊で作られているそうだ。フランスの麻の作付け面積は世界第3位で、質は世界一らしい。この地方の人に色々聞いてみてもいまいち反応薄だったのは、ブルターニュではもう作られていないためなのだろう。それにしても麻というのは、なんと手間のかかる繊維なのか!だからこそすべて麻製の布はそれなりに値段が高い。ちなみに、リンという発音でもいいのかと聞いたところ、そうは発音しないとのこと。時々蚤の市でリンとかフィルという言葉を聞くが、ランは麻、フィルは糸の意味。結構麻と綿を混ぜたものも出回っている。そのほうが、グラス付記には使い勝手が良いらしい。これは赤いハンカチで有名なショレの布を販売していた人の話。(なんざん)
2005/06/16 木の扉

地方の旅に出掛けると一戸建てが多い。バルや入口の扉や駐車場の入口などの木の部分の色がかわいらしい。 白壁だったり、石の壁だったりするところに、赤、黄、青、紺などそれぞれの家ごとに統一されたカラーで塗られている。
パリでも色の付いたものもあるが、たいていは白か木の色だったりする。
そんな色の付いたかわいらしい建物を写真に納めているとあっという間にデジカメのメモリーカードがいっぱいになる。
われわれの場合一日に撮る写真の枚数は約150〜200枚。それを大体50〜100枚まで削る作業が毎日発生する。
メモリーカードは512メガ程ないと、途中で足りなくなる。もってきたパソコンは写真でいっぱいになる。((なんざん)
2005/06/15 出会い

本日はブルターニュ北部のコートダルモール県のラニオンからバスにてトレギエへ。
港のカフェで、歩きコースの調べ物をしていると、隣に座ったフランス人夫婦に観光ポイントを教わることに。
結局、車にて海岸沿いを案内がてらドライブし、ペロスギレックのご自宅へ招待されることに。
お昼を頂いてから、近くにあるプルマナックの海岸にある有名な散歩道゛税関吏の道゛を 愛犬ボクサーのロクサーヌとともに散歩しながら案内していただいた。二時間ほど写真を撮りながら歩いて、 結局ラニオンのホテル前まで送っていただく。 大変お世話になりました。お昼はポルトという食前酒(絶品) から始まり、前菜、お肉、野菜、デザート、ワイン、チーズとごちそうになった。カリフラワーはブルターニュの名産(なんざん)
2005/06/14 コートダルモール

本日より22コートダルモール県へ出発。ブルターニュ地方の北海岸である。ブルターニュといえば、クレープにシードル、カンペール焼にビスケットやオイルサーディン。コートダルモールといえば、ブルーのボーダーのシャツ、海の男、そして麻織物。昨今はやっているリネンなどは、もとはここである。麻は舟のマストなどにも使われる。日本のガイドブックにはほとんど載っていない地方。われわれがネット環境の全くつかえないない地方へ行くことになるので、文章のみのアップしかできなそう。デクーベルトというフランス国鉄25パーセント割引チケットは前日に購入したらもうその分の席はないとのこと。もっと早く買えばよかった。まさか、席に限りがあると走らなかった。土曜の晩をはさんで往復するか、二人以上で往復すると安くなるチケットだ。残念。(なんざん)
2005/06/13 デスペラード

昨日からまた暑い昼間になった。競馬場もむちゃくちゃあつかった。となると、街歩きなどをいたしていると、どうしてもビールをグビグビとしたくなるのである。パリのカフェではビールの飲めないところなどはないので、ごまんとある市内のカフェにちょいと入れば、すぐにビールが飲めるわけである。たいてい、クローネンブールやアイネケン(ハイネケン)などになるわけだが、写真のデスペラードも、まず大抵おいている。ビールは女性名詞だから、ユヌ、デスペラード、スィル、ヴー、プレといえば、どこのカフェでも写真のビールの名前入りグラスで出てくる。テキーラが入った少しフルーティなこの酒。酒好きでなくても格好飲めちゃうビールなのだ。店によってはレモンが入っていたりする。これから夏、パリにきたら、暑いときは、コーラでなくて、デスペラードで・・・ご機嫌。(たかだや)
2005/06/12 エルメス賞(フランスオークス)

日本でオークス言われるという女の子の馬だけのシャンティ競馬場で行われるチャンピオンレース。これのフランス版をスポンサードしているのがエルメス。もともと馬具屋さんでもある。だから、当然のごとく競馬とのつながりは深い。このレースは世界中で話題になり、おそらく女性の観客の割合が最も多いレースだろう。歴史は日本のそれとは比較にならない。着飾った女性、半端でない帽子の女性が競馬場とシャンティの街にあふれる。
そして毎年ある国の馬事文化が紹介され、デモンストレーションされる。さすがエルメス。わしはカメラ小僧さながらのカメラ親父と化すが、女性も撮られる事を意識しておしゃれしてくる。女性ジョッキーのみのレースもある。ここには、競馬=家庭崩壊という図式はない。競馬=社交界である。今年はブラジルがテーマだった。去年の可憐で素朴なポーランドとうって変わり、陽気な雰囲気である。わしの馬券は相変わらず花開かなかった。(たかだや)
2005/06/11 ヴァンヴの蚤の市

フランスに着いてから毎週末蚤の市へ出かける。平日も行くことがあるからかなりの時間を蚤の市で費やしている。物の値段の相場というものがわからない。モントルイユ、エチエンヌマルセル、レンヌ、クリニャンクール、サンポール、アベッス、モトピケ・・・とにかく歩き回る。どこが一番いいというわけではない、物との出会いはほとんど運。全く同じものでも値段はまちまち。品物の状態もまちまち。パリ市内でもほとんど毎日蚤の市やフリーマーケットは開かれている。買えば、これはどうやって洗濯しろだの、最後だからおまけで安くしとくだの、安くはできないけど高くはできるはよ!だとか、いつの時代だとか(たいてい何十年かの幅がある)話をしてくれる。それら一つ一つが知識になっていき目が肥えてくる。 (なんざん)
2005/06/10

旅のきまり

旅行に行くときは極力荷物軽くする。私の中での取り決めの一つ。そして今回、ナイロン製のリュックを旅のお供にえらんでみた。普段は気にもしなかったリュック脇のチャック。実は洗濯したら壊れてしまい、もう開かないただの飾り。それがパリでの通勤時間帯、上りエスカレーターで2度も少年に触られてしまった。話には聞いていたけれど、脇のチャックはスリにとって魅力的なようだ。少年は悪戦苦闘しただろうな〜なんて思っていたら、今度はメトロのホームで男性が、財布を取られたらしくあわてていた。そういえば電車の扉があいた瞬間にもうダッシュしていた少年がいたけれど、彼が・・・
(あまの)

2005/06/09 オーヴェルシュルオワーズ

リューアベイユのネタのためオーヴェルへ訪問。ここは多くの画家が訪れ、住んだ町で、いたるところにその風景がある。そして、ゴッホ終焉の地であり、お墓も弟テオと並んである町でもある。観光案内所でもらったガイドをもとに歩く歩く。延べ距離ローカル列車駅二つ分。町はとてもきれいで一軒家がほとんど。花を飾った家などが多く写真を撮って絵になる場所が多い。観光局のガイドでは結構絵のポイントがずれていたり、番号が違っていたり・・・その看板を探すのに苦労。細かいネタは後にして。ガレージの入口の上にあるピンクの花が咲き誇るのをパチリ。(たかだや)
2005/06/08 コンポステ

去年フランスギャロ(日本のJRA)のホームページをみて、その内容を信じたわしは、パリ郊外のムランの駅からフォンテーヌブローの競馬場への無料バスがあるのだとおもい、ムラン駅でバスはないかね?とあちこちで聞きまくった。が、しかし、誰もがそんなものは知らんという。で、今年は出かける前にフランスギャロへ電話をすると、運悪く今日はバスはありませんとのこと。運悪くでは無くて、ホントはこの6月の開催日には走っとらんのではないかと思う。とりあえず、バスが無いことがわかったわしは、勧められたとおり、何年も前にその競馬場へ行った時と同じく、フォンテーヌブローの駅からタクシーに乗ることにした。で、写真は以前オレンジ色でガチャコンと音がしていた改札機のコンポスタージュ。色は黄色に変わり、つるりとしていて、音はビビビッと電子音。進歩。地方ではまだ以前のオレンジ君が活躍している。ちなみに、フォンテーヌブロー行きは郊外列車扱いなので、切符はこの機械には入れられない紫のカルネと同じサイズである。 (たかだや)
2005/06/07 タバコのコメント

たいてい海外へ行くときには免税店にてタバコを買っていく。今回は滞在期間が長いので現地でもタバコを買うことになった。日本のタバコとの違いはそのケースのデザインもさることながら、強烈なのは、箱に書かれたコメントとタバコの値段。日本の倍以上の値段のするタバコにさまざまなコメントが書かれている。日本のタバコのようにケースのデザインを変えないように書かれているわけではない。でかでかだ。それも日本人のわしにとってはデザインのように見えてしまうから不思議だ。次の箱にはどんなコメントが書かれているのか?買ってみてのお楽しみ。しかしこのタバコの値の高さでは、タバコクレ!と街で声をかけられるのもわかる。高くなる前にも声をかけられていたが・・・。(たかだや)
2005/06/06 Musee National des Arts et Traditions Populaires(国立民芸博物館)

フランスは雨予報が続いたが雨が降らない。ようやく雨が降って、本日少しだけ休憩をかねて博物館訪問。収穫からパンやワインの作り方などもわかる、とてもとてもすいている博物館。メトロ一号線でパリ郊外のヌイイ市のLesSablonsで下車してブローニュの森の中を徒歩10分。以前住んでいたところだったので土地勘はあるもののこの博物館があることすら知らなかった。どこの美術館にもいる課外授業の子供の群れもいる。つまらないだろうと思いきや、これが結構おもしろい。こいつは勉強になる。博物館から外に出ると雨は上がりつつある。あー、午後はまた少し街歩きかな?(なんざん)
2005/06/05

華やかなジョッケクリュブ賞(フランスダービー)

一年に二度シャンティの街が輝くときがある。6月の第一週と第二週の日曜日なのだ。この日は着飾った人々があふれ、社交界さながらである。もちろん、ほんとに一部の人には社交界なんだろうけれども、わしには関係ない。実際ジーンズの人間のほうが多い。が、日本のそれとは違う。人数は日本の競馬場にかなわないが、着飾った人数の割合は日本の何十倍になるのではなかろうか?そんな中で、行われるフランスのダービーとオークスはやはり華やかであるのである。昼前のシャンティ行きの列車は席がすべて埋まり、もちろん赤ペン親父はわしただ一人である。超度級の有名城館が背後に見える競馬場はここだけではなかろうか?(たかだや)

2005/06/04 ローランギャロス

パリのカフェはイベントがあるとテレビを置くカフェが増える。1998年のワールドカップのときも、テレビを置いているカフェが相当増えた。しかし、終わるとテレビがなくなってしまうカフェも多かった。今年は、ピエルス選手が決勝に進出していることもあって、カフェでテニス観戦する人が結構多い。仕事の帰り道に、カフェのガラス越しにテレビを覗いている人、競馬場でもテレビ画面でテニス中継を見る人、仕事そっちのけ?で、テレビに食い入るギャルソン・・・。やはり四大大会を行う国なんだと再認識。写真は、全仏オープンスポンサーのひとつ、トロピカーナの広告をほどこしたsmart。後ろの部分にローランギャロス2005の文字も入っていて、スポンサー度していることを告げている。車もデザインも可愛らしい。明日は男子決勝。(なんざん)
2005/06/03

いったい何者?

1年前の私は、短パンにチビTを着てエアロビクス1時間なんてへっちゃらだったのに、今は筋肉が落ちて脂肪がたんまり・・・フランスで歩き続けていると、座れそうな物を見つけてはすぐに腰掛けてしまう。
今日、 6区をぶらぶらしていたら、「車進入禁止」の棒があったのでいつものように一休みしようとしたら、黒いヒョロヒョロ目玉付きの絵が描いてあった。いい加減に描かれたものの様ではあるけれど、何だか可愛らしくて思わずなごんでしまった。(あまの)

2005/06/02

いててててっ!

一日二万歩ペースで歩いていたので、ついに、足の指に水ぶくれが発生。渡仏毎度のことではあるが、できてしまうと歩くのが大変。中指で薬指の肉を踏んでいるようだ。靴の中のにおい消しのため、10円玉を両足のくつに入れている。これがあたってまた痛い。ばんそうこうで、指のお肉を踏まないよう固定すればまた歩ける。そして、じきになれる。足が痛いと、とても街で写真など撮ってはいられないのだが、この写真はまだ、今日の歩き始め。余裕のあるときに目に飛び込んできたカラフルに飾られた花屋さん。日本の花屋さんもきれいなお店が多いが、こちらは、これでもか!!とカラフルに並びたてる。ついつい目を奪われる。(なんざん)

2005/06/01

変わりゆく街

20区のある二つの通りのネタ集めに出かけた帰り、毎回通るメニルモンタンの坂道を下っていると、なんと壁画がなくなっていたり、オレンジのミラーハウスがシルバーになっていたり、とにかく変わっている。前回きたときも、すでに、新しい壁画があったり、壁画の上に落書きとも壁画ともつかないものがかかれていたりしたのだが、その早さはすざまじい。いつものごとく、坂下のL’Entrepot’sで休憩した後、オーベルカンフへ向かっていると、新しいスマート(自動車メーカー)にであった。日本でも最近はスマートを良く見かけるようになったが、この新しいスポーツタイプ車種も輸入されているのだろうか?欧州車らしく、小さくも横幅はそれなりにある。ちょっと気になってパチリ。(なんざん)

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