2006/08/31 |
ペットと覚悟
今年の4月、車で20分ぐらい行ったところにイオン(ショッピングセンター)ができた。
日本一(県内一?)の売場面積を持つそのショッピングセンターには色々な専門店が入っていて、私が車をとめたまん前にペットショップがあった。
そこでは家族連れの人々がガラス越しに子犬や子猫をあきもせず眺めている。
私もその中の一人。
まだ、歩くことすらままならない小さな犬や猫が、人間達を見て不思議そうな顔をして首を傾げようものなら、おじちゃんも、おばちゃんも、指をくわえた子供も歓声をあげるか、ため息をついている。
皆、一様に同じ反応をするのを見ていたら、ガラスの内側に入ってスキだらけで、マヌケ顔をした人間を観察してみたい気分になった。
また、本気で買うことを考えている人は、ペットショップの店員さんの監視?付きで抱かせてもらえるらしく、緊張の面持ちで子犬を持ち上げている女の子がいた。
抱っこをする場合、人間は消毒させられ、簡単な説明を受けないといけないので、その段階で女の子供はガチガチに固まってしまのだろう。
喜ぶでもなく、感激するでもなく、ただ持ち上げているだけのその女の子はあの後どうしたのだろうか?
小さい時は無条件で可愛いペット達も、人間の5、6倍の速さで年をとり死んでいく。
「最後まで面倒を見る覚悟があるのなら飼ってもいいよ」と母に言われ、その場では適当に頷いて我が家でも猫を飼い始めた訳だが、実際に餌をあげたり、おトイレの掃除をしているのは私の家族だ。
自分の体を舐めてきれいにする猫は、毛玉が胃にたまるため、たまに吐きだすのだが、そういったものの始末もしなくてはならない。
ペットのお世話は大変だけど、一緒に過ごすうちに「最後まで面倒を・・・・」の覚悟ができてくることを感じた。
それは私に・・・ではなく、実際に世話をしている他の家族により強く感じた事だ。(あまの)
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2006/08/31 |
カシ
とにかくこの港町は良い。マルセイユの隣町で、風景は抜群にきれい。リゾートのような、そうでないような可愛らしい町。マルセイユまでは、バスに乗ればすぐだ。
マルセイユとカシの間に、カランクという場所があるのだが、ここがとにかくきれいだ。
マルセイユから船で訪れる人も居るが、カシから、歩きで行くのがおすすめ。
結構歩いている人も居るが、道なき道のようなところも通るので、ハイキングということにはなる。
すれ違う人と、挨拶し、励ましあい、エメラルドグリーンの水をたたえるカランクに出会うと、間道はひとしおだ。
また、カシはブイヤベースに最適といわれる、カシの白ワインの産地でもある。肉に赤ワイン、魚に白ワインとよく言うが、地元の料理に、地元もワインが最もよいそうだ。(みなみやま)
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2006/08/30 |
めちゃくちゃ
毎日毎日嫌なニュースが必ずある。
何故こんな酷い事が本当に毎日毎日起こるのだろう。
幼子3人兄弟を乗せた家族5人の車が酔払い運転の為に、海に落ちて幼子が亡くなる。
若いお母さんは4回も海に潜り、2人を車から抱き上げて若いお父さんに渡す。
もう1人助けなければと潜ったが息が続かなかったと新聞に載っていた。
お父さんに渡した甲斐なく3人は亡くなった。
20歳の優秀な女の子が、朝、学校へ向かうため家の最寄り駅迄両親そろって送り、その夕方には首を絞められ亡くなった悲報をご両親は受けるのだ。
高校1年生の男の子が同級生に頼み、母親を殺す。
神奈川に住んでいて離婚して、郷里の北海道に戻り母と子供で生活していた。
ニュースに触れるだけで胸が締め付けられる。
何もかもがめちゃくちゃだ。
この宇宙を不幸がじわじわと、じわじわとたち込めて来ているような気がしてしまう。
(ゆら)
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2006/08/30 |
モナコそしてF1
ミハエル・シューマッハーとフェルナンド・アロンソの戦いも佳境に入ってきた。先日で12ポイント差。リタイアと優勝では一気に10ポイント違うわけだから、まだまだわからない。
それにしても、最近のF1の車は止まらない。昔より安定している。
先日のシューマッハとアロンソの対決をみて、セナとマンセルのモナコの戦いを思い出した。
今回のシューマッハもそうだったが、ピットで明暗を分ける。
当時のマンセルも、残り数週でピットに入ったため、セナに抜かれ、0コンマの世界の戦いを続けることとなった。
とにかく、この町はF1を行っている公道に、赤と白の縁石カラーが普段からあり、また、これがモナコカラーでもあるため、何とも言えず優雅な街に感じる。
ゴミ箱はいわゆるプールサイドの近く。
プールサイドでわかれば、かなりのF1通かモナコ通だと思われる。
ゴミ箱はモナコらしからぬが、近未来なりそこねデザインが愛らしく、お気に入りの一枚である。(みなみやま) |
2006/08/29 |
西行
近眼なので、めがねの必要は、テレビ、映画、舞台、観光etcだ。
だから本や新聞は裸眼でOKだから、私の周りは本だらけ。
今日は、何故か身体が、疲れてるなーって感じたので、陽がやや傾きかけた頃から、じっくりと文庫(随想記)を持ってお風呂に浸かりました。
多少薄暗いし、汗も出てくるしだけれど、いつもの適正位置に本を持ってくると何かぼやける。
目から30CMくらい離すと、ルビまでくっきり見える。
これって、みんなが言ってる老眼!?(嫌な字)ギャァー 来たかーと叫びながら、お湯に浸かって手で汗ぬぐいながら、読み続ける。
あるところに西行の「山家集」の和歌の説明が書かれてるんだけれど、これってどこかで聞いたナーって思ったとき、嫌になりました。
私ってなにしても、知識として全然残らないジャン!
知識を着けようと思いここ何十年何かを読んだことは無いけれど、心に残ったり、感動したりしたものぐらい、少しは知識として残ってくれればいいのに・・・・・
そういえば、友達に 「あの本良かった!! 貸したげようか!」
「ウン どういう内容なの」 「何か90の老人がね、・・・・・・・」
「あなたの言ってること全然分からない。とにかく読むから貸して」
となる。情けない。
内容を伝えればいいのは分かるが、私には読後感が可愛いハートに残るだけで上手な説明が出来ないのだ。
泣ける。
そんなことを思いながら、西行の花を愛する和歌の心を読んでいて、ぼやける、30CM離す。またぼやける。離す。
西行の花を愛でる感性に著者の好きな花を上げた箇所で、 うっ 「私の一番好きな うこん桜・・・・」
慌てて近づけて、あわてて離した。
最低な オ・ン・ナ だー・・・・ (ゆら)
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2006/08/29 |
マルセイユ イフ島
本日マルセイユをアップしたので使わなかった写真を一つ。
マルセイユといえばブイヤベースにマルセイユ石鹸にパスティス、そしてジネディーヌ・ジダンとなる。
旧港から船にゆられて20分ほどだったか、沖合いに浮かぶイフ島に着く。
市内の丘の上にある、ノートルダム・デュ・ラ・ギャルド教会からももちろん見える。
この島は牢獄として使われていたわけで、小説としては、デュマのモンテクリスト伯が有名。
そういえば、昨日の小倉競馬のメイン阿蘇ステークスにおいて、エドモンダンテスという馬が出ていましたが、これが、モンテクリスト伯。馬ではないですよ、エドモンダンテスという人がです。
馬とは何の関係もない。
ちなみに、この馬の馬主さん、面白い名前をつけることで有名な小田切さんで、競馬の世界では結構有名人である。
イフ島には、イフ城があって、写真は外から島の周りの海を写したわけだが、お城はその牢屋だった部屋にも入れるので結構お散歩に良い。
天気がよいと、市内のノートルダム・デュ・ラ・ギャルドがきれいに見える。お互いがお互いから見えるわけです。(みなみやま)
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2006/08/28 |
血は争えない
私の父方の家系は大の甘いもの好き。
そして父の大好物は甘納豆。
幼い時、買い物に行く私に、父が甘納豆を買ってきてくれ!と頼んだことがあった。
その当時、甘納豆を知らなかったので、どういうものか口で説明されても全くイメージできなかった。
まず、名前がいけない。甘く茹でた豆に砂糖をまぶした物と言われても、納豆という名前を聞いてしまったら最後、あのネバネバ納豆に砂糖をかけたものしか思い浮かばない。
そんなまずそうな物・・・・・私の知らない父の好物。
色々と説明されたが、やっぱりネバネバ納豆しか頭に浮かばず、「なんで納豆にお砂糖をかけるのヨーーー」と、誰もそんなことを言っていないのに叫んでしまった。
私は父が大好きだったので、父の頼みはきいてあげたいのはやまやまだったが、自分の知らない物、それもこの世の物とは思えないものを買ってきてくれと言われても・・・困る。
最悪、お店の人に聞いてもいいのだけど、私が知らない甘納豆をお店の人も知らない場合、甘納豆の説明をしなくてはならないのが厄介だった。
結局、そのやり取りを聞いていた母が買ってくることになったのだが、実物を見て何故これが甘納豆なのか?不思議でならなかった。
おつかいを果せなかった事もあり、「ふ〜ん。そんな物が好きなの?まずそー」と、捨て台詞を残しその場から逃げ去った私。
そんな私が、青春(ちょっと古臭いかな?)時代をマックで過ごし、超デブ時期を笑ってごまかし、何回かダイエットに挑戦しては破れ、惚れた、ハレタで異性に興味を持ち・・・・・随分と時間が過ぎた。
今では私もあの時の父の様に甘納豆を食べています。
そのせいか?最近行った健康診断で血糖値が高めにでてしまった。
母に甘い物の食べ過ぎを指摘されてたのですが、母方の家系はしょっぱい物が好きで、親戚で集ると梅干とか漬物とかお煎餅をうれしそうに食べているけど、そちらは塩分の取りすぎがちょっと心配な人達の集まり。
私はチーム”チチカタ”に属しているので甘いものはやめられない血が流れている。
チチカタvsハハカタの体を張った戦いは既に始まっている。(あまの)
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2006/08/28 |
ニースそしてカーニュ・シュル・メール
写真は本日アップしたニースで使わなかった写真。旧市街の丘の上からなのだが、遠くの方は半島になっていて、この半島の突先に空港がある。この半島を越えれば、隣町のカーニュ・シュル・メールになる。
ニースはホテルも結構高いのだが、この隣町のカーニュは結構安い。前回行ったときは、カーニュの一つニースよりの駅から徒歩3分ほどのホテルに泊まった。
星なし。
一階がスペインレストランで、夜10時ほどまではにぎやかだ。まだきっとやっているのではと思っているが、今もまだ営業していて欲しい。
住所は覚えやすく、アヴニュー・ドゥ・ニースの100番地。
名前はコリーダ。闘牛の意味だ。
スペイン人と思われるオーナーがレストランもホテルもしている。パエリヤを頼むと、花火が付いてきて、音楽が演奏される。演出はホテルのおやじさんだ。かなり楽しいホテルだ。で、安い。
ここのホテルから数分の場所に、小さな観光局もあり、情報も入る。また、オリヴィエというバス停から、サンポールやニース、カンヌ方面にもバス便があるし、鉄道も使える。結構拠点としては使えるところである。また、海までも歩いて5分程度。人が少なくてきれいで良い。スーパーやレストランやオンポルテの中華もある。
腰を落ち着けてコートダジュール観光するには使えるホテルだ。(みなみやま)
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2006/08/25 |
心変わり
我が家で猫を飼い始めたのは約4年前、それまでは、大量に抜ける猫の毛を嫌っている母が、許可をしてくれなかった。
飼い始めた当初も、母は猫の毛を見つけては必要以上に騒ぎたて、コードレスの掃除機まで購入し、せっせと掃除に励んでいた。
ところが、そんな母が徐々に変化してきたのだ。
郵便屋さんや、新聞屋さんが来ると、ダッシュで玄関に駆けつける我が家の猫に対し、社交辞令?で「可愛い猫ですね〜」、「随分大きくて立派な猫ですね!」なんて褒められると母はまんざらでもない様子で「そうなんです・・・」と答えている。
皆でテレビを見ていると、わざわざ真ん中に来て一緒にテレビを見ている?猫に対して、私が「もう家族の一員だね。それも中心だよ」なんて笑いながら話していると、母もつられて頷いていた。
だが、言うことを聞かずに背を丸め戦闘態勢をとったり、後ろ足で首の辺りをかいて、毛を巻き散らかしているのを見ると、母は「猫はこれだから嫌なんだよ」と言って昔の母に戻る。
・・・と言うのも、母いわく、自分は猫の毛アレルギーで、猫の毛が体に付くとくしゃみが出ると言っている。が、私は母がくしゃみをしているところを一度も見たことがない。
本当の理由はよくわからないけれど、動物を飼う事が好きではなかったことは確かだった。
あろうことか、そんな母が数日前、ミャーミャー鳴いて近づいてくる猫を見て「ミーちゃんは、煮干が欲しいんだもんにゃー」と、猫語を話していた。
つぶらな瞳で母を見つめる猫。
私の方を見て、「あそこにいるお姉ちゃんにもらってきにゃ」・・・・一体どうなってしまったのだろうか?
噴出しそうになるのをこらえ、冷蔵庫に保管してあった、煮干(だしをとった後のもの)を探す私。
いつから・・・こんな風になっちゃたのだろうか?
我が家の猫に聞きたいところだが、私は猫語が話せないので永久にわからない、母の心変わりであった。(あまの)
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2006/08/25 |
C'est
quoi?
南仏のカシに訪れた日の前日、結構雨が降っていた。お昼ごろに着いたので、港近くのホットドッグ屋で、並んでいると、慣性の法則なのか?風なのか?ビニールのひさしから、バサッと水が降ってきた。
C'est quoi?(セクワ?)と前に並んでいる女の子が叫ぶ!叫んだら、隣の女の子と大笑い。
日本語で言えば、何!?っていう感じなのだろう。
Qu'est-ce que c'est?(ケスクセ?)というのが、よく知られたフランス語だが、"セクワ"も同じ意味。
こんな感じのときにも使うんだと、妙に納得。
写真はカシの港。船船船。そして廃船。(みなみやま)
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2006/08/24 |
六本木 ザブー
知り合いが 20%割引があるから、行こう! と誘われ、六本木の温泉 「ザブー」 に行ってきました。
なんか、六本木に温泉、云々ってそういえば聞いたことあるような気がしたなっと思い、時間もあったし、外は暑いけれど、更に汗かいて痩せてくるかの勢いで行きました。
12時半くらいについて、17時まで(もっと居ていいんですよ)。
4000円の20%引きだから3200円。
ビール600円。食事やつまみ類はやや高めかな。
17時に引き上げてきたから、いまいちだけど、22時くらいまでいるつもりなら、まあまあ。
温泉があって、サウナがあって、低温サウナが、何種類かあって、別費用で、各種エステがあって全部こなしていたらくたくたになります。
この低温サウナって言うのが中々良くって大理石のベッドが、暖かくって、じわじわ汗が出るのです。
そこで15分くらい眠っちゃったから汗ビッチョリ。
その後で行ったリグゼイションルーム、ここはいい。
2段ベットみたいなのが一杯あって、リクライニングするベットにテレビも1台づつ着いているの。
ここで本読んだり仮眠とったりするのは中々良いかも。
カプセルホテルってこんなんかしら?
帰りにフロントで お友達紹介券 30%引きをもらったので、 「私が、別の人と来たら、連れてきた人は30%引きで、私は4000円?」
って、聞いたら 「そうです」だって。
まだオープン1ヶ月なんですって。それで、行った日はガラガラ。
2800円だったら、知り合いに進めてまた来てもいいなと思ったけれど、なんで私が4000円出さなきゃいけないの!!
よかったら30%引きのチケット差し上げます。 (ゆら)
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2006/08/24 |
パリの道標
パリ19区の通りの道しるべ。
通りの名前はどのようにつけられているのかはわからないが、歴史的人物(14区ヴェルサンジェトリクス通りなど)、歴史的事象(14区アレジア通り)、歴史的日、場所そのものを表すもの、行き先を表すもの、または世界の国名(日本通り)、その他がある。
ヴィクトル・ユゴー通りはフランス中にある。平和通りや共和国通りも多い。
パリ通りはパリにはない。
また、日本以外の外国は、城壁に都市そのものが囲まれていたため、ポルト(門)という表現も多い。日本は城壁はお城の石垣、その他お堀もお城を囲むだけで、街ごとは囲まない。
何かの本に書いてあったが、これが日本には長期籠城の戦いが歴史的にない理由だそうだ。
通りの名前もパリの場合、人名の場合は道標によっては、その人物の職業、生没年なども記されていたりするので結構お勉強になる。(みなみやま) |
2006/08/23 |
雨で流されたもの
今日の帰り道、県境の川を越えてしばらくすると、まさかの大雨。
さっきまで、そんな気配もなかったはずなのに・・・
今朝の天気予報のお姉さんが「局地的な雨にご注意ください。ルンルン」と言ってはいたが、何回も外れている天気予報だったので、そんな注意は脳を通過してしまっていた。
駅に着いて、電車の扉が開くとすごい音がした。しぶきもかかる。
同じ電車の乗客は一様に遠い空を見上げ、絶望の顔に変わる。
数十分間、駅のホームで雨宿りしていたのだが、一向にやむ気配がないので覚悟を決め、いざ改札へ・・・
途中、雨がやむのを待つ人達が、階段の一段おきに立っている。
タクシーの列にも並ぶことが出来ない人々が、仕方なしにそこにいるようだ。
そして私は平静を装い躊躇せずに一気に外にでた。そして1分でズブヌレ。
タクシー乗り場付近や、駅前の通りにはお迎えの車が停車していて、しつこくクラクションを鳴らされていた。
この機会に一気に稼ごうとしているタクシーの運転手さんにとっては、この雨は恵みの雨なのだろう。駅前は雨の音と車のクラクションで、かなりのやかましさだった。
まったく困ったもんだ!と思っていた雨だが、家についてしまうと、今度はもう少し降っててくれないと、ズブヌレになった気がおさまらなず、部屋の窓から外を見てはヨシヨシ・・・降ってる降ってる。
もう15分は降っててちょうだい!と思っていた。
雨の中で私の良心が荒い流されてしまい、意地悪おばさんむき出し状態になってしまったようだ。(あまの)
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2006/08/23 |
トゥールーズの道標
バラ色の街と言われているだけあって、道標はピンク色の石に映えるようにか、白い。
トゥールーズといい、パリといい、リヨンといい、ロンドンも川の中流域から上流に存在する街である。ボルドー、マルセイユは港町だから海沿いだ。
ある意味中途半端な中流域に大きな都市が存在するのは、上流を制すれば・・・というところからなのか?
リヨンは確かに、二つの川が交わるところで交通の要所になりうる。
そういえば、京都は淀水系中流で、大阪、東京は海沿いの街だ。
ローマ、ベネチアは海沿いだが、フィレンツェ、ミラノは海沿いではない。
なぜなのかは、またいずれ何かをよんで調べるとして。
トゥールーズは大都市で、ここはサッカーもそこそこ強ければ、ラグビーも強い。エアバスの飛行機も最後はここで組み立てられるようで、航空産業も盛ん。
道標も、もともとフランス語(イルドフランス地方の言葉)ではなかったからか、別の言葉の標識もある。ヨーロッパはバルカン半島だけでなく、ある意味、あちこち複雑なのだと思わせる。(みなみやま)
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2006/08/22 |
むずかしい
言葉はコミニュケーションをとる為のとっても重要な位置にあることはわかる。
だから、一つ一つの言葉は大切にしなければならないとは思う。
でもね、そんなこと考えながら私は人との会話なんて出来ない。
そういうことを考えながら会話が出来るほど、悲しいけれど人間できていない。
でも言葉って、表面に出る言葉と、語ることの出来ない言葉があるでしょ?
何でもかんでも語り尽くせるなんて事は出来るはず無いし、またどんなに言葉を尽くしたとしても、こちらの思いが100%相手に伝わるなんて不可能。
それに、語られない言葉が聞こえないということは、聞くほうの自分の強さと比例するような気がする。
表面にでた言葉しか聞こえない、あなたや、私は、きっと 「何故!!」といったり思ったりしてきたと思いません?
でも、表面に出ない言葉は表面に出せなかったのかも知れない。
あなたや、私に意識は無くても、言わせなかった、のかもしれない。
むずかしい むずかしい いろいろめんどくさいね。
(ゆら)
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2006/08/22 |
バスク、関が原
写真はバスク、スペインの郵便ポスト。黄色いところはフランスと一緒。
バスクもカタルーニャもフランスとバスクにまたがる地方である。バスクの場合、国境を超えると、あたり前だが、突然言葉が変わる。国境駅で乗り換えると同じ場所から出る電車なのに、もう言葉が違う。このある一定の場所から言葉が変わるのは飛行機では体感できない。飛行機で一ッとびしてしまえば当然別の国だから、空港に着けば普通言葉が変わっている。
日本でも、関が原付近を越えると、突然関西弁に変わる。逆に岐阜に入れば、東海の言葉に代わる。東海地方と関西地方はだいぶイントネーションが違うから、鈍行列車で行くと、言葉の変化するラインを意識することができる。
大垣から関が原を抜けて、米原に出る。ここで新快速に乗ると、もうそこは関西。
バスク地方で久々にその言語ラインを意識することができた。
コレオスと、ラポスト。どちらも郵便だが、前者がスペイン、後者はフランス。同じラテンだけれど、音に共通性はない。
ストラスブールからドイツに入ったりする場合も同じ感覚になるのだろう。
ちなみに、カタルーニャの場合、ダリ美術館のあるフィゲラスやその南のヘロナでは、フランス語が普通に通じる。バスクのサンセバスチャンやカタルーニャのバルセロナは通じるといった感じはない。(みなみやま)
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2006/08/21 |
熱い戦い
日曜日の夜8時。
近くのドラッグストアーの駐車場は8割がた車で埋まっていた。
皆何を買いに来ているのだろうか?
ちなみに私は鼻の毛穴をお掃除する毛穴パックが目的だたのだが、ぐるりと店内を回ってみると、他に比べ人が沢山いるコーナーがあった。
それは”全商品30%引き”のポスターが下がった冷凍食品の近く。
なんだ、なんだ・・・気になるじゃない!っとそばに寄ってみると、アイスだった。
子供から大人まで、アイスに群がっている。
ムシムシジメジメして、夜になってもあまり気温が下がらない日は、アイスが食べたくなるよね。
そこでは大人と子供で妥協のない戦いが行われていた。
アイスを選ぶ時は、お父さんも子供に戻るらしく、「こっちの方が美味しいんだぞ、いいからこっちにしろ!」と負けない。
子供もいつものようにわがまま言っている。
お母さんは、大きなこどもと、小さな子供のいい争いに眉間に皺をよせながら仲裁にはいる。
暑い夜に熱い戦いだ。(あまの)
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2006/08/21 |
白いカレーを食べてみる
週末、最近話題の白いカレーを食べてみる。
匂いはシチューっぽい。が、見た目もそう。
が、食べてみると、チョットカレーっぽい。匂いと比例しないので、案外味はもっとカレーらしいのかもしれない。美味しくないなどということもなく、まあ、へぇってとこ。
8月はウェブにとって魔の月らしい。去年もアクセス数は激減した。今年は、今のところ雑貨カタログとディープインパクト様様で、前月比+のアクセス新を更新しているが、まあ、巨大サイトからすれば大き目の米粒と小さめの米粒の違いだろう。
さて、今週末はハヤシライスを作る。普通でないハヤシライスの予定だが、さて何を入れようか?ミートソースでも入れてみるか。(みなみやま)
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2006/08/18 |
蚊の群れ
お盆に会社をお休みした時に、庭の雑草をとっていたら蚊にさされてしまった。
台風の影響で雨が降ったりやんだりの天気だったので、土が軟らかくなって草をむしるには好都合かな?っと思っていたのだが、そのはっきりしない天気のせいで、蚊が大量に発生したらしく(勝手な想像)、数十分の間に5箇所も蚊にさされてしまった。
急に痒くなって蚊に刺された事に気が付いていたのだけど、その時は手が泥だらけだったので、思うようにかくこともできず、ただ、ただ、我慢をし続けていた。
執拗なまでに私を追ってくる蚊の群れに降参し、結局、予定の半分もこなす事ができなかった。
実は、その日私が恐れていたのは蛇とミミズ。
蛇は、1年くらい前、母が我が家の庭でトグロを巻いて舌を出しているのを見た!と言っていたので、草の陰から出てきたらビックリしてひっくり返ってしまうだろうな!っと思い、草や葉っぱが動く度にビクビクしていた。
ミミズは、小学生の頃から嫌いだった。
過去にも草刈をしていて、土を掘り起こした時に、出てきたミミズを素手で触ってしまった事があり、その触感がなんとも言えず気分悪かったので、その姿を見ただけで、今でも眉間に皺が寄ってしまう。
今回は、蛇にもミミズにも遭遇しなかったが、その代わり、私の大事な血を蚊に吸われ、お礼に痒みを頂いてしまったのだった。(あまの)
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2006/08/17 |
横浜
横浜に行ってきました。
目的は、”ロイヤルウイング”という、船のレストランで、湾内を巡りながらランチを頂く事。
私にとって横浜は、胸キュンの場所。
特に大桟橋から、大、大、大好きだった彼を船の上に見ながら、彼の持っている紙テープの先を私が持って船が出て行ってしまった光景は30年経った今でも焼きついている。
が、そこら辺界隈は昔の雰囲気は何も無く、あの、素敵だったホテルは廃墟と化している。
おかげさまで、胸キュンにもならず、しみじみ感も沸かず、その場の私は4人で行った仲間と溶け合うただのおばさん。
何故か、寂しくガッカリ!
ランチを終え、船から下りて、観覧車に乗ろうということになり、”みなとみらい”にタクシーで。
そこは、遊園地。夏休みだし小さい子も、カップルも一杯。
そこに異色な私たち4人が、周りの誰よりもきっとうきうきしながら、観覧車に乗って大はしゃぎ。
エアコンも効いてるし居心地いいの。
後ろから来るカップルが濃厚なキスシーンを見せてくれて4人でキャッキャ言っちゃった。
私もタイムスリップしてあの時代から、今の時代で、彼と遭っていたら、また違った歴史?・・・・・・なんて、また、ありえないこと少し考えていました。
風景も変わって、そして私も変わって、町も人間も移り変わってゆくのだなー・・・・・・
(ゆら)
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2006/08/16 |
コッペパン
職場の近くにあるパン屋、キムラヤさん(文京区本郷2丁目)は、売っているパンも、売っている人も、外観も素朴。
私のお気に入りはコッペパンにお惣菜をはさんだ物で、ハムカツ、サラダ、焼きそば、コロッケは定番。
それら定番のパンは充分に吟味された感があり、こくのあるチーズが入っていたり、程よい酸味のきいたタルタルソースや、たっぷりの野菜がおしみなく入っている。
他には、みんなのアイドルメロンパンやアンパン、揚げパンにデンマークロール、アップルロールなんてパンもあるが、どれもこれも美味しい。
いつもお昼休みに買いに行くのだが、ちょっと出遅れると行列ができてしまう。
店に入ってもどのパンにするか決めかねて、人の隙間からショーケースをのぞきこみ、注文5秒前にやっと決めたのに、自分の番がきていざ注文!の場面では違うパンの名前を口走っていた事があった。
胃袋が許せば、「その段のパンを1個ずつ下さい。」と言いたいところだが・・・・そうもいかず、断腸の思いで3つに絞り込む。
私はいつもだったらパンは2個買うのだが、キムラヤでは3個買う。
金額もお手頃価格で、お財布に優しいし、第一の原因はどれもこれも食べてくなってしまい、絞り込めないから・・・
キムラヤは「心あたたまる日本のパン」という感じ。
いつも一緒にお昼を食べるSママと、「今日は何処にいく?」なんて会話をしながらフラフラ歩いていると、いつの間にかキムラヤの前にいて、当たり前の様に列の後ろに並んでしまう。
これは”キムラヤマジック”なのではないか?(あまの)
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2006/08/16 |
モノプリのオイルサーディン05
モノプリシリーズ最後のオイルサーディン。ヴァージンオリーブオイルのフィレ。チョット他より高いやつである。
お盆で通勤電車はすいている。お年寄りに席を譲るシーンは気持ちの良いものであるが、昨日の電車は何か違った。
二つ席が空いている。そこへ、小学生らしき子供を二人連れたお年寄りが乗ってきた。
その二つの席に子供たちが座る。
すると、隣に座っていたサラリーマンらしき大人が、ご老人に席を譲る。
かくして、サラリーマン風の大人が立ち、子供二人とご老人が座ることとなった。
なんとなく解せないなぁ、思いながら乗り換える。
次の列車もすいている。
優先席に女性が二人座っていた。独断推定23歳と24歳。
向かいに推定60前後のおばちゃんが座る。
そのおばちゃんが、向かいのお姉さんたちにのたまったのである。
”優先席に若い人が座って・・・”
電車はすいている。席も空いている。
こんな光景に出会うのは、今年二度目であるが、いろんな人がいる。(みなみやま)
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2006/08/15 |
停電
きのうは停電で大騒ぎでしたね。
私は朝起きると、キッチンのテレビを着け、そして夫が出かけた部屋のテレビも着け少しの間、ベッドでグダグダしている困ったチャンなんだけれど、その日もグダグダしていたら、急にテレビから声が聞こえなくなって、アレっテレビ壊れたのかな、こっちのが先に壊れた?と思いキッチンに行ったらそこも消えてるの。
「あら、うち停電?」
2,3年前は夏なんてよくブレーカー落ちちゃっていたから、ブレーカー上げなきゃっと思っているうち、ポットがゴーって言い出したから 「あっ 停電だったんだー」っとテレビを改めて着けたら停電オンパレード。
うちなんて、3,4分で着いたのに閉じ込められている人いるなんて、気の毒と思いながらも、おかげですっかり目も覚めて行動始めました。
そして夜のニュースを見ていたらクレーン船のクレーンを電気の線に引っ掛けたって盛んに言ってる。
こんな大規模な停電起こしてやっッちゃッた人はさぞかし大変だー
悪意も何も無くてもちょっとしたミスがこれだけの大事になる。
仕方ないなーみんなからたたかれるのはと思いながら見ていたら、インタビューを受けたどこかのおばさんが 「注意してくれないとホント困りますよ!!」と大上段でしたり顔で言っている。
そういうのを見るとすぐ ムカッっときちゃう。
こういうこと言う権利のある人は、停電が原因で被害にあった!と声を大にしていえるぐらいの被害にあった人だけ。
クレーンを引っ掛けてしまった人は今死にたいぐらいの気持ちでいるでしょうに、マスコミは仕方ないにしても、おばさんがマスコミに便乗して偉そうに言うな!!
なんて変な所で憤慨し、ウィスキーのロックぐびぐびやりながらきのうの一日は終わりました。 (ゆら)
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2006/08/15 |
料理というものをやってみた
麺類やごはんものを作ることが多いのだが、今回は別物にチャレンジ。といっても、なんとなくごった煮を作るだけなのだが、これが結構うまかった。
たまねぎ4つ、にんじん3本、ナス3本を鍋で炒めて、そこへ100円のトマト缶を二缶ぶち込み、さらにトマトジュースを一リットル入れる。
水をほんの少し加えて、コンソメを2つ入れ、煮込む。
豚肉を入れて、あくをとって、しばらくしたら出来上がり。
大量にできるから、カレーと一緒で、小鍋に分けて冷蔵庫で保存するのだが、野菜具だくさんで結構うまい。トマトジュースに塩が入っているから、コンソメ以外味付けなどいらない。
これで、納豆めしを食えば充分健康な食い物といえそうだ。
炒めてから二時間近く弱火でつけっぱなしだが、これで日々の料理の時間が稼げる。帰ってチンで食べられる。写真はあまりうまそうではないが、結構うまい。(みなみやま)
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2006/08/14 |
提灯
毎年8月13日はお盆の入りなので、提灯を持ってお墓に行くのが我が家の恒例行事。
昔ながらの行事は、意味もわからずそういうものだだから・・・、と言って続けている。
多分、一年に一度戻ってくる仏様の為に灯りをともすのであろう。
お墓ですれ違う人たちも、家の家紋入りの提灯や、小ぶりの赤い渦巻き模様の入った提灯を持ってきて、お墓で火を点ける。
小学生の頃、母の実家でお盆を過ごした時、祖父と一緒にお墓に行き、誰が提灯を持つかで従兄弟と言い争いになった事を思い出す。
子供にとっての提灯は、時代劇でおかっぴきが十手とセットで持っている物であって、身の回りにある訳もなく、大変珍しかった。
提灯を持った事がない孫達は、皆そのチャンスは逃したくはないと考えており・・・・・孫達のバトルが始まる。
「ずるい!私にも持たせてヨ!」 「いいなー・・・いいなー・・・」で、奪いあい。
ちょっとお酒の入った祖父は、ニコニコしながら孫6名に平等にチャンスを与える為、適当に時間をはかって代わりばんこに提灯を持たせた。
そんな祖父も数年前に仏様になってしまった。
お盆になると、昔の色々な出来事を思い出す。
きっと、家に戻ってきている仏様がそうさせているのだろう。
ゆっくりとくつろいであの世に戻って欲しいと思う。(あまの)
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2006/08/14 |
バイヨンヌの道標
東京近郊は停電、家の近くの電車も停まり、電話も通じなくなった。光電話は停電すると使えませんとのことだったが、停電してみないと中々その状況が想像つかない。形態があるから良いものの、無ければ公衆電話まで走ることになる。公衆電話まで、徒歩15分。こいつは結構大変だ。実際、地震などで問題がおきると、どうやって連絡できるのか?携帯もつながらなくなると、ほんとに原始時代にもどることになりかねない。
写真は、バイヨンヌの道標。フォーレ通り。この通りはちょっとしたアンティークのお店が何件か並んでいる。バイヨンヌは、もしかするとバスクで最もお高い?街。雰囲気も落ち着いていて、道標もパリ風。サンジャンドゥリュズのようなあか抜けた明るさは無い。(みなみやま)
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2006/08/12 |
ひとり暮らし
土日以外午後11時前に帰った事の無い人が、その時間より早く帰って来た日にはスッゴク損した気分になります。
きのうが、10時30分。今日がなんと8時55分。
きのうの30分と今日の2時間05分私には本当に貴重な時間なのに取り返しのつかない気分。
この時間で私が私を作っているのに、それが邪魔されるわけです。
また、12時迄に帰って来ないとこれまた、めちゃめちゃ腹立ちます。
わかっていれば、文句なんてでませんよ。わかっていないとき。
ベットでの、楽しみ。ウィスキー枕元に、今は手塚治虫の漫画で幸せを味わう、その時間が削られちゃう。
だったらひとりで生活すれば!
ですよね〜。
こんなにいい年なのにひとりで生活したことのない私は、ひとりになりたくても、怖くてなれないのです。今さらどんなに親しい人とでも、改めて同じ屋根の下というのもしんどいし。
男も女も結婚する前に1年以上はひとりで生活するべきよね。いつも、いつも無いものネダリのわたしです。 (ゆら) |
2006/08/11 |
サンジャンドゥリュズの道標
パリの紺色に白字の道標が有名なわけだが、フランス各地で色々な道標がある。もちろんパリ市内でも、様々なタイプがあり、似ていても微妙に違うタイプのものがある。
今回のものは、大西洋岸、バスク地方のサンジャンドゥリュズのレピュブリック通り。Uの文字がVに見える、というかなってますね。
フランスはどこへ行っても変わらないのは、どの道にも名前があるということ。道標のタイプは結構違う。道の名前も、変わったりすることもある。(みなみやま)
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2006/08/10 |
男女
3時間ほど、特急列車にのり、19時頃東京に戻ってきたのだが、さすが蒸し暑い。
乗ってすぐうとうとしていたら30分ほどして、楽しそうな声で目を覚ました。隣に男女が、500の缶ビールを、それぞれ手して プッシュンっと飲み始めたところ。
どうも仕事のちょっと先輩の男と(上司という感じではない)、ハイミスかなっと思われる女でどちらもあまり見た目はパッとしない。
二人とも大きな声で話しているが、聞いてるわけではなかったから、どんな話しをしていたかは分からないけど、とにかく楽しそう。
私は本を読み出せば眠くなって、うとうとし、すると、隣の2人の笑い声で目が覚めて、(楽しそうで何より、何より この2人、男女の仲ではないな、この頃合いがウキウキなんだろうなー)なんて思いながら、本読み出して、2,3P読むとまた眠くなり・・・・・
こんな繰り返しでそろそろ東京っと思ったときに、隣の男の人が 「もう2時間経ったの、なんかあっという間だった」
ッて言った言葉に嫌らしさが何も無いの。
そこに、下心が感じられたら、まだホッとするんだけど、この男の人結婚してたらこれは、あぶないぞッて思っちゃった。
隣に居合わせた私が心配するのもおかしな話だが、この2人このままさよならしないでしょ。
女の人誘われたら付いていく風情なんだな。
冴えないこの2人から、恋の始まる浮つき感と、期待感で周りが見えていない空気が来る。
そして私に見えるその先のぐちゃぐちゃ。
どうかどうか2人とも独身でありますように。
なんか、すごい想像力。 オバサン 想像しすぎ!!
(ゆら)
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2006/08/10 |
MONIN
フランスのシロップMONINのロゴの入ったグラス。日本でも、barなどでも見かけるシロップ。
カフェに入って、暑い暑い、コーラを頼んだら、このグラスで出てきた。
日本では中々カフェでコーラを飲むことは無く、自販機で買って炭酸飲料を飲むことが多いのだが、フランスでは、自販機自体がほとんど無いから、それもカフェに入る回数を増やすのかもしれない。また、時々見かける自販機も、小銭のみしか使えない。大体、フランもユーロも日本のお札のように、ピンとしていないから、自販機では不可能なのかもしれない。
そういえば、フランス語の授業で、日本のお札がすごくしっかりしているとか何とかいうような記事を読んだことがある。
文具とお札は日本製がすぐれていることは、フランス人でも認めるだろう。(みなみやま)
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2006/08/09 |
おしゃべり
部署が変わって、今は静かな職場(これが普通なのかもしれない?)にいるのだが、いつも仕事の合間にちょこっと話す向かいの女性がお休みで、午前中の約3時間、電話を取り次ぐ以外ほとんど口をきかなかった。
仕事をしに会社にいっているので、当たり前の話かもしれないが、辛かった。
集中力が続かないし、頭がボーっとしてくる。
普段、女性2人で世間話をしていると、斜め向かいの男性も加わり、おしゃべりトリオで笑ったり、文句を言ったり、あーだこーだ言うことでリフレッシュ!していたのに、その時間がないと逆に疲れてしまう。
午後になり、午前より時間が長いので、斜め向かいの男性に話しかけ、おしゃべりペアをつくろか?と思ったのだが、顔を上げるとヤツは既に眠り込んでいた。
もっと早めに話しかければ良かったかな?
午後2時〜3時は誰にとっても魔の時だろうが、ヤツは魔の手にかかってしまっていた。
タイミングよく電話がなり、薄目を開けたヤツに向かってニャッと微笑むと正気を取り戻したらしく、パソコンに向かって何やら打ちはじめた。
ヤツにとっても、オシャベリは大切な時間だったんだ・・・・
その後の話題は、今までで職場で一番眠かった時に自分がどんなことをしでかしたか!の話し。
人の失敗話を聞いて、魔の時を乗り切る事ができました。(あまの)
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2006/08/09 |
カフェ、生活の一部
朝起きると目覚ましにカフェで一杯カフェ。お昼にカフェでランチ。仕事の打ち合わせでカフェ。買い物の帰りに疲れたら休憩にカフェ。仕事帰りにカフェでお茶。夜はお酒を飲みにカフェ。
とにかく、カフェへ行くことが多い。
そういえば、トイレもカフェで入ったりする。
日本で生活しているよりも、どうもパリでの生活は徒歩時間が多いようにも思われる。だから、疲れた時にカフェがあちこちにカフェがあることは助かるわけだ。
むちゃくちゃカフェがあるので、経営が成り立つのか心配にもなるが、それだけフランス人はカフェを利用していることにもなるし、また、お茶だけ、お酒だけというような日本とは違い、朝から晩まで、カフェにもレストランにもバーにもはやがわりする。
あるフランス人が言うには、フランスで事務所を開く場合、コーヒーの飲む場所が最初に決まるなどと言っていた。どこまでホントかはともかく、フランスらしい話である。(みなみやま)
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2006/08/08 |
うれしさ1倍
先週末、自転車に乗って髪の毛を切りに行きました。
美容院へ行って、鏡の前に座り、
私:「もみ上げは残して、耳が出るぐらい思いっきり切っちゃてください。」
美容師:「前髪は、どうします?」
私:「眉毛はもう出ているのですが、ギリギリまで切っちゃって下さい。」
美容師:「後ろは?」
私:「後ろの髪は癖があって、はねちゃうのですが、切れるところまで切っちゃって下さい。」
美容師の人は「切っちゃって下さい。」と言われるとうれしいそうです。
最近、揃える程度でお願いしますという人が多くて、切りたくてウズウズしていたとの事。
私も髪の毛がちょっと伸びるとすぐに切りたくなって、自分でサッサッサと髪の毛をそいで、左右アンバランスな状態になる事が多々あり、美容師の人とそんな話しで盛り上がってしまった。
結局、ショートヘアーなのに、こんなに無駄な髪の毛があったのか?っと思う程、カットされた私の髪の毛が椅子の下に落ちていました。
そして、月曜日(昨日)。
すっきりヘアーで職場に行ったのですが、誰一人私の髪型の話しに触れる人がおらず、今日に至っています。
おっかしいな〜?あんなにカットしてきたのに?
女の子は自分の変化に気が付いてほしいものなのです!
自分がカットしてさっぱりした気分を、人に言葉にして言ってもらうと、うれしさが2倍に膨れ上がるのになぁ・・・
今回は、うれしさ1倍どまりでした。(あまの)
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2006/08/08 |
モノプリのオイルサーディン04
いわし、オイルと聞くだけで、身の毛もよだつ人も中にはいるのだろう。が、とにかく、どこのメーカーのものでも、このトマト味の切り身になっているやつは大丈夫なのではなかろうか?
南仏のスープ・ドゥ・ポワッソンやブイヤベースと比べても、魚っぽさは少ない。
本日は太陽光での撮影予定が、大雨そして、曇りでお天道様を拝むことがほとんどできない薄暗い一日であった。よって、予定変更で、朝から寝続けたのである。薄暗い一日であったのは寝てしまったので正直わからないのだが、お昼ごろにごそごそ起きだしたときも曇天だったから、きっと一日中だったのだろう。
完全オフで、寝起きはさわやかとはいかなかったが、ひとごこち。
テレビでスポーツ観戦しながら、ビールぐびぐびと行きたいところだが、野球中継もまともにやらない昨今なので、クイズ番組かバラエティーみながらのぐびぐびといきますか。(みなみやま)
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2006/08/07 |
脳味噌グニャグニャ
最近、ボーっとしていて唖然とすることが続いた。
その@
朝、食器を水道水で洗って蛇口を閉めようと思っているのに湯沸かし器のお湯を出してしまった。
お水とお湯が、勢いよくでているのを見て、一瞬私は一体何をしているの?状態となり、何をどうすればよいのか考えてしまった。
そのA
このブログにも載せたのですが、古い歯ブラシ(排水溝などの汚れを落とすために使用中のもの)で歯を磨いてしまった記憶が、脳の片隅にあって、間違えないように気をつけよう!なんて思っていたのに、今度は、現在使用中の歯ブラシで台所の流しの汚れを落としてしまった。
そのB
先週の朝、JRに乗るのに地下鉄の定期を自動改札機に通してしまい、閉まった改札のドアに足をぶつけてしまった・・・
何だかな〜
暑さのせい?と思いたいところだが、職場でその話をしたら、年のせいじゃないですか?と、間髪入れずに年下の男性に言われ、言い返すことが出来なかった。
真面目に、脳年齢をチェックして対策を練らないといけない時期にきているのかもしれない?(あまの)
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2006/08/07 |
大渋滞
週末は商品写真の撮影の予定だった。いちおうは撮った。
土曜日は、往復2時間ほどのところが、むちゃくちゃ込んで、5時間半。
梅雨明け後の夏休み、週末、お天気と重なったからなのだろうか?環状八号は自転車の方が早そうな動き。結局、土曜日は1640交通情報と81.3J−WAVEを車の中で聞きまくる一日と化してしまい、撮影は日曜に持ち越しとなった。
写真は、ムーランルージュの牛。ラ・デファンスは小高い丘になっている。写真の牛越しには、エッフェル塔が移っているはずなのだが、小さくてわからない。(みなみやま)
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2006/08/04 |
もてもて
知り合いの彼女は、たまに合うと、自慢話、もてもて話で終始する。
2年ほど前に離婚して、理不尽な思い一杯して、でもいろいろな意味でとても頑張っていて前と違った彼女の一面を見た私は、頭の下がる思いで一連の彼女を見ていたものだ。
最近の彼女やはりとても、もてもてらしい。
それも、話の相手はみんなお金持ち。
彼女いわく 「私 こうオーラあるじゃない? このオーラに男は弱いみたいなのよ。 かしづかれちゃうんだよね」
(ヘェェェーー?)「もてるんだったら、いいじゃない。行け行けよ!若くないんだからやりたいこと何でも有りだよ。ルンルン。」
いい年した女同士、聞いてる私はほかになんて答えようあります?
ルンルン ッて言ったら、 「私、食事以上は出来ない」
(アホカ 誰もそんなこと言ってないわ!)
「あなたのしたい事が何かは私はわからないけど、楽しめばいいんじゃないの!」
「子供に、ママなんか浮かれてないって言われたもの。すぐ表情にでちゃうの」
こういう話しの展開ならば自慢から入っていかなければいいのにと思う。
きっと自慢のつもりではないのでしょう。
彼女って大分損してるだろうなっと思いながら聞いていたけれど、これってもてもて彼女に対する私のシット?
いえいえ、嫉妬できるほど、今の私は活性化されてません。
他人は見た目では本当に分かりません。
自分を見るとつくづくそう思います。
ルンルン!! (ゆら)
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2006/08/04 |
中間プチ打ち上げ
一部仕事が本日を持って一段落。バンザーイ。プチ打ち上げ開催。まあ、ビール飲んでウィスキー飲んでと言うわけです。
明日、あさっては商品写真撮影の続き。光がどうとか、影がどうとか・・・。傷も、汚れも、良さもわかりやすく綺麗な写真を撮るのは、素人にはなかなか難しい。
カメラ屋で撮影キットなるものも売っているのだが、使うほうが綺麗なのか?ノーマルであるのが綺麗に取れるのか?使わないほうが、綺麗に撮れるようなきもするが、経費は安いが、手間はかかる。
次のうまい酒は9月だな。
写真は引き続きラ・デファンスの牛アート。赤からピンクへのグラデーション。(みなみやま)
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2006/08/03 |
大きな洋服
友人と所用で新宿へ行き、思いのほか早く終わり時間があったので、久しぶりにデパートへ行きました。
この頃は、美容室も、洋服も、靴も、はたまたお土産も(福岡の明太子の出店が近くにあるのです)全て地元で済ましデパートのような疲れるところへ行く気が全然起きなかったのです。
一緒の友人は、ちょっと??太めのゴージャス系の女。
「着る物無い」っていうから 「じゃー 一緒に選んであげる」
てな訳で、大きなサイズコーナーへ行きました。
私にはその場所は縁の無い所だったので、(でけっ)と思いながら、ゴージャスな彼女が、よりゴージャスになるようなのを探していて、ふと気が付くと周りの人が、でかい、太い の、若い人、中年の人がいっぱいいて、圧倒されまくり。
みんな汗ふきふき、試着して、まだ20代だろうと思う、たて、横大きな彼女はジーンズのサイズで、小さい店員さんに、 「これよりワンサイズ下も入るかなー」 「入るとは思いますが、これくらいの方がヒップもピッタリでお綺麗だと思います」
(さすが商売、私にゃできん)
普通サイズのデザインも大きなサイズになると、雰囲気が全然変わって素敵じゃなくなるし、だからってデザイン性も欲しいだろうし、なんか大変だーって人事ながら感じちゃいました。
友人は自分を良く知って、自分の太さが活かせる雰囲気のある、普通のおでぶさんは着ないだろうを買って、ご満悦でした。
めでたしめでたし。 (ゆら)
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2006/08/03 |
ホームの階段付近
一歩でも早く家に帰りたい、一歩でも余分に歩きたくない。こう思う人の方が多いからだろう、当然階段付近や改札付近に停まる車輛、そのドア付近は混んでいる。そうでない部分は、すいている。朝はどこもかしこも混んでいて、その差ははっきりしないが、帰りの電車は如実に現れる。
もちろん、歩きたくないのは誰でも同じなのだが、ドア一つ、車輛一つ変えると、えっ!?っていう位すいていることもある。
往復6本の電車に毎日ゆられていくから、一日に6回自分の乗る車両を選択している。延べ、2時間の通勤をどう快適にするか?
覚えてきてしまえば、一番混んでいるところをはずして、でも、階段に行きやすいところが徐々に見つかってくる。本を読んでいると、電車に乗っている時間は短く感じられるうえ、特に帰りは、仕事から切り替える上で有効な手段になる。これが読めるかどうか?これが車輛を選ぶ基準になっている。読むつもりだった時は、本が読めないとわかって乗り込む電車のなんと長く無駄な時間に感じられることか。
写真は、昨日の続き、ラデファンスの牛オブジェたち。今はもういないはず。(みなみやま)
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2006/08/02 |
とちおとめの中で
近所に住む猫は、野良猫なのか?飼い猫なのか?いまだわからないのだけど、駅に向かう途中にある家の、1Fの元駐車場のような場所によくいる。
そこに住むおばさんは、その界隈にいる猫達の為に餌と水を置き、茶色の猫と、グレーの猫2匹(兄弟or親子)、片目のメインクーンetc数匹がお世話になっているようだ。
その中でも茶色の猫は、その場所を出たり入ったりたたずんだり・・・滞在時間が長く、好き勝手にさせてもらっている。
その家の猫なのかな?と思うのだけど、茶色猫は、人間とは適度な距離を保ちつつ、行ったりきたりしているように思う。
人間に対して持つ警戒心バリバリの目でこちらを見るし、飼い猫のおっとりしたところが見当たらない。 その茶色猫は、元駐車場の棚に置かれた”とちおとめ”の空き箱がお気に入りのようで、中でいねむりしたり、毛づくろいをしている。
”とちおとめ”と言えば、栃木産のイチゴ。
名前が可愛いし、私の母も栃木産なので、いくつかあるイチゴの中ではごひいきにしている物。
こないだ、茶色猫は”とちおとめ”の中で、加藤茶の「ちょっとだけよっ・・・」のごとく大胆にも足を上げ、通り過ぎる私を上目遣いに見てまるで誘っているようだった。
外側と、中身のギャップが面白くて、携帯で写真を撮ったのだけど、ブレてしまって使いものにならなかった。
残念。上手に撮れていたら、猫のストリップショーをお見せできたのに・・・(あまの) |
2006/08/02 |
あっあぶない!
終電と終電車は同じ意味だけども、ちょっと雰囲気が違う。車が付くだけで、哀愁ある響きになる。
終電と10時頃の電車に乗る人々の顔つきは違う。家に帰ってからまだ時間がある者と、疲れきって、ただ早く帰りたい者たちの違いで、電車の中も、駅に着いて下りて歩いている姿も、10時の人の方に力がある。
ただ、タクシー乗り場へ走る殺気のみが、10時の帰宅者を上回るパワーである。
終電が到着すると、そこからのるお客を待つタクシーが、乗り場に入りきらず、道路へ鈴なりになって並んでいる。片側車線はタクシーで埋まっている。
そこにある横断歩道へある女性が通りかかった。タクシーの脇を原チャリがすり抜けてくる。
女性は、車の気配も無いし、反対車線にも車がいないことを確認して、タクシーの間を抜けて横断歩道を渡る。
間一髪!
バイクの人は多少は予期していたのだろう、弧を描くように女性をよけていったが、女性はビックリしてとまった為、ちょっとパンプスを傷つけたことを心配するような仕草だった。
時間はもう翌日だから、思考能力も注意力も無いのだろうが、あまりの無造作な動きで、反対側から見ていてヒヤッとした。
車の気配が無い、疲れてもいたからか、そこまでが彼女の注意力の限界点だったのだろう。
何事もなく、何事もなかったかのように時間が回り始める。
写真は、6月に行われていたラデファンスの牛アート。今週はこのシリーズで行こうかな。
立っている牛、普通に四本足で立っている牛、それぞれが、装飾や色以外も少しずつ頭の位置などが違う。細かく、見る人のことを一体一体考えられている。(みなみやま)
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2006/08/01 |
本
ヤフーオークションで、何十冊も本を買ってしまいました。
オークションに、本も出てるんだ! (よく考えてみれば当たり前で、何でも出てるのでしょうが) と知ったのは、ある人から、芹沢光治良 (知らないでしょう? 私も始めて聞いたような、聞いたことあったような) という人のすでに亡くなっている方の本を借りて、ちょっと興味を持って、本屋さんに行ったの。
だけれど文庫本1冊しか無くって、他は絶版だといわれたのです。そうしたらめちゃくちゃ芹沢光治良の本が欲しい!!と思い、アマゾンとか見たりして、そこで、茶色に日焼けした中古の文庫本買って、そうだ、オークション見てみようと思ったら、ありました!ありました!
文庫ではなくて、大分昔に買われたのでは、と思う7冊1000円で譲っていただきしました。
そこには、時間の経過は感じられるけど、とても丁寧に読まれていて、何か本屋さんで買う本からは決して味わえない、何かが付いているんです。
それで、芹沢光治良の代表作 人間の運命 全7冊(文庫)も私の手元に来ました。 この頃は本屋さんに足げく通わなくなり、アマゾンから買っていたけれど、当分の間オークションで本は買うことにしました。
そして私の周りには、これからキット、絶対、読むぞ!の本が、32冊もある。
更に増え続けそうです。 (ゆら) |
2006/08/01 |
プール事故に思う
マニュアル作成、そして、丸投げ、結末に惨事。原発事故であれ、乳製品事故であれ、今回のような事故であれ、原因は管理方法にある。できる限りの自己防衛(学習)も含め、人が管理に介在しないと、このような破綻は簡単に起きる。管理方法がずさんなら、事故がおきないのは、人に依存しているからで、これは、マニュアル管理と叫ぶには程遠い。人が管理することで、マニュアルが補完する形でないと、意識の差で大きな事故につながりかねない。対岸の火事ではない。このような状況にあっても上手くいっているところが多いのだろうが、それは、人に恵まれているといえる。
ある知り合いは、証券のプロに頼んで、全財産が菓子折り一つになった。
あるところは、システムをシステムのプロに頼んで、下請けに丸投げされ、意思疎通できず頓挫し、投入コストを棒に振った。
ある人は、訴訟のプロである弁護士に頼み、適当に書類を作られ、敗訴で支払い、事実上訴訟費用は弁護士に持ち逃げされている。
ある人は、知り合いのプロのバイヤーに仕入を頼んで、とんずらされた。何年もの知り合いなのに、理由は不明だそうだ。
マニュアルはそもそも臨機応変ではない。そして、人は万能ではない。とある人に丸投げ、金の提供と時間と労働の提供。この水難事故も、最たる例である。頼んだ先もプロではない時給のアルバイトだという。
人は万全ではないが、人を介在させた管理は危機回避確率を上げる。
人を慰労し、見舞い、疑問、不満を吸い上げ、管理し、指示する。
これらは、金銭契約となんら関係がない。直接的な生産性もなく、管理する側にとっては、大変なだけであるが、いい目の出続けるサイコロはないのである。小学校で習ったことだ。
これが、人、物、金の流出を防ぎ、逆に獲得する。単純計算で倍違う効果だ。
今回失ったのは、信用だけではない。人だ。悼むことしかできない。
写真は、トマト味のオイルサーディン。トマト、トマトといっても、イタリアンのトマトソースみたいなものだ。これが安全な食べ物であるかどうか?個人の危機管理にも確かに限度はある。
こいつは、美味しく頂いた、ビールのつまみとして。(みなみやま) |