サント・マルグリット教会
マリーアントワネットの子、タンプルの塔で死んだルイ17世が埋葬されたという伝説を持つ教会である。
赤い標識のようなステンドグラスは、ここでしか見たことがないが、大変印象的なものだ。
ここに教会の基となるチャペルを建てたのが、17世紀前半1624年ごろで、それを建てた人が、アンロワーヌ・ファイエ司祭で、サンポール教会の司祭であった人のようだ。
サンポールの教会が、あの、4区のサンポール寺院のことであれば、この教会、そして、サンポールを結ぶ線上にバスティーユがあることも、ルイ17世の伝説に、何となく影をおとす。
また、この界隈は、サンタントワーヌ修道院の影響下にあり、それらの修道院の土地が畑となっており、そういう観点から、サンタントワーヌ修道院とも密接に関係していそうである。
外装が新しくなっている部分もあるが、ステンドグラスはなかなか必見の教会でもある。
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