サン・ジャック・デュ・オー・パ教会
左側に塔を持つ左右非対称のファサードを持つ17世紀の教会。
この界隈は、リュクサンブール、パンテオン、ムーフェッタール、カルチェラタン界隈を結ぶ線の外側、南に位置するため、観光客などが歩いていることは5区でありながらまばらな地域である。
学生や、この界隈に働く人たちが、急ぎ足で、この教会の角を曲がっていく。サンジャック通りという、ソルボンヌの裏側をサンジェルマン大通りから南北に伸びる通り名は、ここの教会からついたものなのだろう。
この通りを教会を過ぎて南に歩いていけば、ヴァル・ドゥ・グラース病院、そして14区に入るとコシン病院、パリ天文台と歴史的な建造物の並ぶ通りでもある。
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