サン・ジャックの塔
サン・ジャック・ド・ラ・ブーシュリ教会の遺構である。
この教会の名前サンジャックは聖ヤコブのことであり、スペイン語でサンティアゴである。
多くの巡礼者がここから、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼へ旅立っていったわけである。
コンポステーラの道はバスクで合流するのだが、いくつかある道の内の一つがここパリのこの教会からスタートするのである。
ただ、なにやらいかにも重要そうな、戦争で焼け残った塔が建っているというのとは、全く次元を異にする。
パリの教会を巡ろうと思うのなら、ここは外せまい。
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