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国立図書館
たいてい、時の権力者というのは建造好きである。
国立図書館を新しくして、ここへ黄金の4本の塔からなる巨大建造物を造ったのは、ミッテラン大統領である。中央のぽっかり開いた穴には(といっても広い)緑が植えられている。
当時のパリ市長、シラクさんは、これに対抗して、向かい側にベルシーの体育館を造った。
ミッテラン大統領は、ルーヴルのピラミッドを造り、ナポレオンのエトワール凱旋門からルーヴル前のカルーゼル凱旋門と丁度線対称の位置、ラ・デファンスを開発し、そこへ凱旋門を建てた。
そして、各国から首脳を招き、お披露目会(アルシュ・サミット)までやっている。たしか、ラ・ヴィレットもそうだ。区画整理されただけの不毛の土地に、寂しくジェオードの球形が存在していた。
新国立図書館の地域や、ベルシー地区はパリのちょっとした不毛の地域ではあったから、これで再開発の波が押し寄せている。
はやっている!はやっている!!からといって、どこか日本の新しきビルのように、満員電車のようになるわけではない。が、今後、何ができていくのか要注意なゾーンではある。
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国立図書館(赤)地図 |
国立図書館へのアクセス |
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RER-C線のこの駅も、この図書館にあわせて新しく作られた。以前は、もう少し南に別の名前の駅で存在していたのだ。左岸ならRER、右岸なら14号線に乗ればアクセスは便利だ。
川沿いを走る89番がおすすめ。パンテオンの丘を登って、リュクサンブール方面へ行く、。
他では、東西に走る、新しい路線の64番もこのあたりを通る。イタリア広場やペールラシェーズ墓地の裏側へ行く。 |
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バス(バス番号をクリックするとバス路線図にとびます) |
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メトロ(メトロ番号をクリックするとメトロ路線図にとびます) |
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RER(RER番号をクリックするとRER路線図にとびます) |
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