アリーグルの蚤の市
毎日午前中のみ開催。
現在、サンタントワーヌ病院が12区にあるのだが、そこは、もともと修道院であった。
この修道院のやっているバザーのようなものが、交通量の多いフォーブール・サンタントワーヌ通りからこのアリーグルの市に移ってきたのが、この市場の始まりである。
よって、蚤の市よりも、ここは食品の通常の常設マルシェとおなじである。
が、この広場では、毎日、このマルシェと同じく、蚤の市も開催されている。もちろん午前中のみだ。
ガラクタばかりが並んでいるのだが、そんなガラクタを眺めていても、何となく、一般市民の生活の匂いが伝わってくる。
上野のアメ横から御徒町みたいなもんだろう。
そういう空気感の漂うマルシェである。 |