海洋博物館
シャイヨー宮の翼の部分にある博物館。船の模型博物館ともいえる。
もちろん、遺物もあるわけだけれども、船は当然ながら模型である。
ここの博物館の一番最奥には、工房がガラス張りになっていて、模型などを作っている場面を見ることができる。
この手の模型好きプラモデル好きには、そこが一番楽しい場所、興味ある場所かもしれない。
日本では、江戸時代は、大型の船を作ることはご禁制であったから、大鑑は建造されていない。長崎にはオランダの大鑑も来ていたのだろう。多くの人は、黒船まで知らなかったのかもしれない。
海洋王国といえば、イギリス、スペイン、オランダ、ポルトガルなのだろうが、どうしてどうして、フランスでも結構作っていたんだなと思わせる。
マリーアントワネットが乗った小船の舳先の部分、人魚像がついているものなんかも飾られていた。
歴史にも、模型にも興味のない人には、全て見てまわってくるのは苦痛を伴うかもしれないが、チラ見のつもりで、中に入ってみると、模型の精工さと古い時代から、最近の軍艦まで巨大模型が見られるから、へぇ〜ってことにはなるだろう。
インフォ・プラティック
休館日:毎週火曜(他祝日休あり)
開館時間:10〜18
カルトミュゼ:使用可
入館料:9ユーロ、他種類あり
最新詳細はオフィシャルサイトへ
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